2007/1/14
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(月曜9時 フジテレビ)
いわずもがな、リリー・フランキー作ベストセラー小説のドラマ化。
昨年秋にも、同小説のドラマがスペシャスドラマとして放送されました。今回、同じフジテレビから、今度は連続ドラマとして登場。
昨秋のスペシャルドラマの方は、けっこう評判がよかったようですね。この連続ドラマ版の方はどうなんでしょうか。
連続ドラマ版では、主人公「マーくん」こと中川雅也役に速水もこみち。
リリー・フランキー本人に比べて男前すぎない?と心配になってしまいますが、初回を見てみたところ、髪型やら服装やらをあえてどんくさい感じにして、男前さを消しているようです。
「オカン」こと栄子役には、倍賞美津子。
スペシャルドラマ版の田中裕子がかわいいオカンだったのに比べると、どうしても「強い母」という印象を受けてしまいます。
個人的には、田中裕子のオカンの方が好み。最後にオカンが亡くなるときに、マーくんのオカンに対する思いがどれだけ深く感じられるかが感動の度合いを決めると思うのですが、「強い母」に見えてしまうのはどうかなあ…ちょっと心配。
あと、3ヶ月の長丁場ということで、エピソードを膨らませようということなのか、オカマバーのオカマみたいなのとかが出てきていましたが、無理に盛り上げようとして空回りしてる感じが若干しました。
…というわけで、今後うまく気持ちが乗っていくか、半信半疑です。
ひとつ「おっ」と思わせられたのは、コブクロの歌う主題歌『蕾』。切なくて壮大なバラードです。これはドラマの盛り上がりに貢献してくれそう。そのあたりに期待でしょうか。
このエントリーのトラックバックURL:
http://14ch.jp/mt/mt-tb.cgi/477