2006/2/22
『彼方の光』
超久しぶりにCDを買いました。
彼方の光~Welcome to Libera’s World~
posted with amazlet on 07.04.15
リベラ マイケル・ホーンキャッスル ジョセフ・プラット ベン・クローリー リアム・オケイン ジョセフ・サンダーワイルド
東芝EMI (2006/02/01)
売り上げランキング: 2197
東芝EMI (2006/02/01)
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今NHKで放送中のドラマ『氷壁』の主題歌『彼方の光』を中心に構成されたミニアルバムです。
アーティストは、イギリスのボーイソプラノグループ、リベラ。ボーイソプラノ方面に縁のない僕としては、当然初耳なんですが。
『彼方の光』は、『氷壁』のエンディングで流れます。『氷壁』というドラマは、雪山登山という題材を扱いつつも、ストーリー的には結構ドロドロしたものなのですが、エンディングで、雪山の雄大な空撮映像をバックに流れるこの『彼方の光』を聴くと、そういうドロドロしたものが浄化され、心が洗われるような気持ちになれるのです。
そんなわけで、普通だったら買わないこのジャンルのCDを買ってみた次第です。
ボーイソプラノというと、「聖歌隊」と結びついてしまい、クラシカルな曲を歌っていそうなイメージを持ってしまうのですが、このミニアルバムに収められている曲は、とても現代的です。ホルスト作『惑星』の中の『ジュピター』(最近ほんとにいろんなところに使われますね)やパッヘルベルのカノンなど、クラシック曲をベースにしたものもありますが、古臭いものという印象はまったくありません。
もっとも、打ち込みサウンドをベースにしたものがわりと多かったりするので、正統派のボーイソプラノ(ってどんなのかよくわかりませんけど)を期待すると、逆に眉をしかめてしまうことになるかもしれません。
まあ、曲はいろいろあれど、結局『彼方の光』が一番。本当に美しい、いい曲です。
心が疲れてやかましい音楽を聴く気になれないときに、ぜひともおすすめです。
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