愛・地球博行ってきました
BBフェスタ名古屋会場にアテンダントとして参加した翌日、会社の同僚3名+その友人1名と愛・地球博に行ってきました。
愛知出身ですでに愛・地球博経験者のヤマダーリン氏が、宿泊場所から移動から人気パビリオンの予約まですべて手配してくれたおかげで、無駄に時間と体力を消費することなく、快適に楽しむことができました。ありがとう、ヤマダーリン。
以下、今回見ためぼしいパビリオンの感想。
大地の塔
藤井フミヤがプロデュースしたという、巨大な万華鏡の塔。中に入って上を見上げると、塔の内側が万華鏡になっているという仕組みです。
このとき僕はとある理由で頭がボケボケだったので(詳しくは次のエントリーで書きます)、わずかな印象しか残っていないのですが、そのわずかな印象は「ふつうの万華鏡の方がきれいだな」ということ。普通の万華鏡は模様が幾重にも反射して不思議な模様を形作りますが、この大地の塔の万華鏡は、そんなに幾重にも反射して見えないのです。イマイチ。
グローバルハウス
話題の冷凍マンモスが見られるパビリオンです。
ブルーホール、オレンジホールという2つのホールとマンモスラボで構成されており、ブルーホールかオレンジホールかのいずれかを見た後、晴れて冷凍マンモスとご対面という流れになります。(冷凍マンモスのみを見るというパターンもあるようです。)
ここ、僕は予約をしていなかったのですが、運良く当日整理券を入手して見ることができました。
僕が見たのはブルーホール+冷凍マンモスのコース。ブルーホールは、「幅50メートルの2005インチスクリーンで今の地球と人類の有様を映像で紹介」するというものでした。…が、この段階でもまだ頭がボケボケだった僕は、上映中ほとんど寝てしまいました。なんかダイナミックな風景がいろいろ映し出されていたような…。
さて、肝心の冷凍マンモスですが、こちらはよく覚えています。マンモスの頭部と足がマイナス15℃の展示室に置かれていました。ガイドブックなんかで見ると茶色っぽいもののように見えますが、実際のそれはとても白いものでした。「ここに目があったんだな」ということがはっきりわかるくらい原型をとどめた肉塊でした。また、マンモスというと巨大な生き物というイメージがありますが、実際には結構小さなものでした。
このマンモスが見られただけで、このパビリオンは十分満足です。
トヨタグループ館
ヤマダーリン一押しのパビリオン。非常に人気が高く、普通に行ったらなかなか見られないようですが、ヤマダーリンが予約チケットを入手してくれていたおかげで見ることができました。
内容は、一人乗り未来コンセプトビークル「i-unit」や搭乗歩行型ロボット「i-foot」などが登場するショーを見るというものです。
天井から吊り下げられたダンサーが華麗に宙を舞ったり、炎の噴き出す地上をダンサーたちとi-unitが入り乱れたりと、オリンピックの開会式のようなショーが展開されました。ダンサーたちの舞は華麗で迫力がありましたが、どうもひとつ魅力にひたりきれないものが…。たぶんなにかストーリーがあるのだと思うのですが…よくわかりませんでした。
会社の上司T.S.氏に言わせると「トヨタ館なんかちっとも面白くない」ということでしたが、なんとなくその気持ちがわかるような…。
もっとも、登場したメカは魅力的で、自分で乗れたら楽しいだろうなと思わせられるものでした。特に「i-foot」に乗ってみたかった!
日立グループ館
絶滅の危機に瀕した動物たちのことを知ることができるパビリオン。日立らしい、技術を駆使して凝った仕組みを提供しているパビリオンでした。
前半は、専用の携帯マシンを使って、絶滅の危機に瀕した動物の情報を見るというもの。マシンをあるところに近づけると画面に情報が表示されるという凝った仕組みです。インタラクティブ性があるという意味では工夫があっていいのですが、その仕組みのおかげで文字を落ち着いて読めなかったような気も。アイディアは評価しますが、うーん、という感じです。
後半は、ライドに乗ってバーチャルな動物たちと触れ合うというもの。ライドに備え付けられた双眼鏡のような機械を覗き込み、手を出して動物に触ったりもできるというもので、触感はないものの、動物の鼻息がかかったりして、なかなか面白いものでした。
ただ、双眼鏡マシンがちょっと重く、ずっと顔の前にささげ持っているのが辛かったです。
あと、ライドが横方向に移動していたようなのですが、双眼鏡マシンをずっと覗き込んでいるので、周りの状況は一切見えません。なので、ライド型にして移動させる意味があんまりないような気がしました。
が、全般的には、僕のイメージしていた「万博っぽさ」を最も持っていたパビリオンだったと思います。そういう意味でけっこうよかったのではないかなと思います。
…という感じです。
ほかにも、アジアの国のパビリオンをいくつか見ました。これらはひとつひとつをとるとショボいものの、こういうところをなんとなく巡るのも「万博っぽさ」が感じられて良いものでした。
これだけ見られれば、何年かたった後で、「あー、愛知万博ね、見た見た」と自慢できそうです。大満足の万博体験でした。
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