2005/6/14

amaztypeの謎

引き続き「マクロメディア集中ゼミ」の話題。

Flashの神様・中村勇吾氏が個人的に制作した「amaztype」というFlashアプリケーションがあります。文字を入力して「検索」すると、Amazonの書籍DBからその文字で検索した結果が、入力した文字の形になって表示されていく、というものです。(説明してもよくわからないと思うので、実際に試してみてください。)
多少Flashを使える自分としては、このamaztypeを実現するうえでひとつどうしてもわからないことがありました。それは、表示される文字の形をどこからとってくるのかということ。
文字の形さえとってこれれば、あとはFlashのhitTestというのを使って文字の上に絵を並べていけばいいんだろいうということはわかるのですが、文字の形をFlashの仕組みの中でどうやって取り出すのか、まったく検討がつかなかったのです。
が、今日の氏の講演で、その謎が解けました。
文字の形のはいったswfファイルをサーバーサイドアプリケーションで生成しているのだそうです。なるほど、わからないわけだよ。

swfをサーバーサイドで生成する仕組みとして、実はかつて「Flash Generator」というものがありました。本家本元のマクロメディアが出していた製品です。
swfの一部を変数として扱う「swt」という形式のファイルを用意しておき、変数部分を動的に与えてやることにより、サーバーサイドでswfを動的に生成できるというものです。
Flash Generatorの開発・販売はすでに打ち切られているのですが、過去に購入したものを使い続けるぶんには問題ないということで、↓のサイトでまだ使われています。

フォーラム@nifty

このサイトの中に「モンタージュ」というものを作成する機能があるのですが、ここで作られるモンタージュ画像をFlash Generatorで生成しています。
これはもともと、僕が昔担当していた「e名刺Lilliput」というコミュニティサービスの中の一機能として開発したものです。先輩の津田さんという人と僕とで仕組みを考えました。

swfをサーバーサイドで手軽に生成できるということでとても期待していたんですが、なくなってしまって本当に残念です。同様の機能を持つソフトがまた出てくれればいいのですが…。

話がどんどんそれてしまいましたが、要はそのFlash Generatorがあれば、amaztypeの表示部分だけはそれっぽいものが作れそうだなと思ったわけです。

もっとも中村勇吾氏のすごさは、アイディアを実現するための技術がどうのこうのじゃなく(もちろん技術も圧倒的にすごいのですが)、アイディアそのものを生み出す力にあるのだと思います。だから、技術的に似たようなことを実現する方法を見つけたからといって氏に追いつけるわけではぜんぜんないわけですね。氏のように面白いアイディアを生み出せるように、もっと精進しようと思いました。

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