2007/6/20

美しき父との思い出

父のことは基本に好きじゃありません。
でも、幼いころからずっとそうだったというわけでもありません。

父はよく、僕を近所に散歩に連れて行ってくれました。
歩いて5分程度の公園に行くこともあれば、ちょっと遠出して、アスレチックのある森林公園に連れて行ってもらったこともありました。
帰り道は、「あそこまで競争ね」などといって、駆けっこをしたりしながら帰ったりしたものでした。

いまでも心に残っている、楽しい思い出です。

さて、昨日、小さい子を持つパパが数人集まっている会に同席しました。
僕自身はパパではないので、パパたちの本音トークを興味深く聞かせてもらいました。

そこに参加していたパパのひとりが、こんなことをいっていました。


「ママから子供を預かったときは、散歩に連れて行きますね。

散歩はね、ラクなんですよ。どこかに遊びにつれていくと、あとはひとりで勝手に遊んでてくれますからね。こっちが何もしなくても時間がつぶれてくれるんです。

適当に遊ばせて家に帰ると、疲れてそのまま寝てくれますし。

子供の相手するときに重要なのは、『いかにラクをして時間をつぶすか』なんですよ」


…。

………。


そういうことだったのか。

父、やっぱ嫌い。

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コメント

君も父になれば判るサ。

と、父で無い私が言っても説得力はないな。

まあ、子供への愛だけで24時間生きるのは無理ですよね。わかる気はします。

でも、父嫌い。

いや、その、相手するのは楽しいんですよ。。。かわいいですし。

もうちょっと明確なコミュニケーションができるようになると違うのかもしれませんけど、イヤイヤ期の子供の相手は大変なんです。。。

あ、パパ本人登場(笑)。パパー、パパー。

そうですか、かわいいんですね。じゃあ、父をちょっとだけ許します。0.1%くらい。

僕も若い時には、そんな考え方もしたなーと苦笑いです。でも最近は子供と時間の共有を楽しみに遊んでます。だって、そんな過ごし方なんて10年くらいですよ。

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