喰いタン2(土曜9時 日本テレビ)
どうもピンときませんでした。
前作は、そこそこおもしろかったと思います。今回も、前作に比べて特にどこが悪いというわけでもありません。ただ、なんかいまいち盛り上がらなかった、というのが正直なところです。
前作では何がおもしろかったかって、主演・東山紀之のヘンなキャラっぷり。ありえないことをすまし顔で淡々とやってしまうあたりに、独特の妙なおかしさがありました。
今回もそれは健在…のはずなんですが、なぜか微妙な違和感が。
自分なりにその違和感について考えてみると…。
今回は、東山をコミカルに見せよう見せようとしすぎているせいではないか?と推察しました。
○そう感じたポイントその1
横浜に帰った喰いタンが、殺人事件現場に入ろうとすると、警備していた警官に止められる
→五十嵐刑事に遭遇し、中に入れることに
→「この人私のこと知らなかったんですよ。ぷんぷんですよ。ぷんぷん!」(佐藤珠緒風に)
○そう感じたポイントその2
エンディング曲=『愛しのナポリタン』(歌:トリオ・ザ・シャキーン)
…東山紀之、森田剛、須賀健太の3人による、期間限定スペシャルユニット
このへんのコミカルに見せようという意図が、なんだか空回りしている印象を受けてしまったんです。
このシリーズはもともと、緻密なストーリーとも深い人間ドラマとも無縁。ノリを楽しめるかどうかが出来不出来の分かれ目だと思いますが…。
まあ前作も、最初全然おもしろそうだと思わなかったのが、見ているうちにおもしろくなってきたわけなので、今回もそのパターンであることに期待しておきますかね。。
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