のだめカンタービレ（月曜9時　フジテレビ）

独特のキャラクター・のだめを演じるのは、上野樹里。映画『スウィングガールズ』で主役に抜擢され、キムタク主演のゲツクドラマ『エンジン』にも出演していた彼女。
以前、TBSがこの『のだめカンタービレ』のドラマ化を考えていたらしいのですが、そのときも彼女はのだめ役として名前が挙がっていたそう。それだけ役にぴったりということでしょう。
そういや『スウィングガールズ』の主役を選ぶオーディションでも、なかなか役のイメージに合う女優が見つからず難航していたところに、まさにイメージぴったりの彼女が現れ、即決したとか。そういう独特の個性を持った人は強いですね。

で、のだめですが、なんだかアホっぽいキャラクターですが、かわいいです。見ていて楽しい感じ。風呂に入ってなくてクサいとか、部屋がゴミだらけとかいう設定だということだったので、眉をしかめてしまう感じかと思ったんですが、そんなことはなかったです。

相手役の千秋には玉木宏。といえば、『スウィングガールズ』と同じ矢口史靖監督の『ウォーターボーイズ』に出てましたね。たまたまかもしれませんけど、なんか関連づけたくなります。

のだめの周囲の人々も相当へんなキャラクターぞろいで非現実的ですが、まあいいんじゃない？と思います。いい意味でマンガ的。

原作では普通のドイツ人だという伝説のマエストロ役に、なぜか竹中直人。あ、ここにも『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』の出演者が。意図的なのかなあ。

まあなにはともあれ、最近不作続きのゲツクにしては、めずらしく楽しめそうです。今後に期待。

ちなみに、『ねだめカンタービレ』でググってみたら、えらいたくさんヒットしました。『のだめガンダーラ』でもそこそこヒットします。