2006/1/19

西遊記(月曜9時 フジテレビ)

あのゲツク枠で、なぜ突然『西遊記』?と、ある意味注目の作品。
初回は見そびれたので、第2回から見始めました。

西遊記というと、僕の世代では、昔日本テレビで放送された夏目雅子&堺正章のものが思い出されます。今回のドラマ化も、この夏目&堺版の雰囲気を色濃く引き継いでいるという印象を受けました。
今回のキャスティングは、三蔵法師=深津絵里、孫悟空=香取慎吾、沙悟浄=内村光良、猪八戒=伊藤淳史。三蔵法師を女性が演じるのもすっかり定着しましたが、今回の深津絵里も違和感なく見られます。

主題歌は、MONKEY MAJIKが歌う『Around The World』。MONKEY MAJIKというバンド名から、ゴダイゴが歌った夏目&堺版の主題歌「モンキー・マジック」を思い出す人も少なくないはず。サウンド的にも、雰囲気がなんとなくゴダイゴに似ているような気がしました。

さて、本編を見た感想なんですが…。ひとことでいうと、「チャチい」です。
物語の性質上、昔の中国風を再現したセットによる撮影が主流なわけですが、どれもいかにも「セットです」的で、チャチなんですよね。
悟空が金斗雲に乗って飛ぶシーンも、いかにも「特撮ですよー」な感じで、全然リアリティがありません。リアリティがないわりには、意味もなく長々と乗っていたような気がします。何がしたいのかよくわかりません。
セリフもチャチです。なんだか深みのない言葉をわめいているばかりで、全然心に響きません。

…というように、全般的に、どこをとっても感心しない出来です。お子ちゃま向けという感じです。「これはゲツクで放送するだけのクオリティに達しているのか?」「これをドラマと呼んでいいのか?」と疑問に思ってしまいます。出演している俳優さんたちが気の毒になってきます。
そんなわけで、今後はおそらく見ないでしょう。見るのは時間の無駄だと思います。
このドラマは「ゲツクの迷走ぶりを示す作品」として、後々まで語り継がれるのではないでしょうか。

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コメント

放送2回目、見ましたか。
僕は、2回目はまだです。1回目は、冒頭キムタクがゲスト出演?してて、意味がわからず戦い始めるという始まり方でした。(しかもキムタクの衣装が、白い羽の衣装でむちゃ強い)妖怪役だけど、ただのホストにしか見えない役で??な出だしでした。(もしかしたら最後の方に出るボスキャラ級なのかも。違う気がするけど。)

見た感想は概ね14chさんと同じ印象。わざと夏目雅子版を意識した作りにしてるのかなと思うようにしてます。>ちゃちさ加減

MONKEY MAJIKって新人バンドなの?ゴダイゴ期間限定の再結成名かと思った。orz

今回の月9は、やっちゃった感が、強いですね。
僕は、深津絵里を見るためだけに見ます。辛くなったら見るの止めるけどね。w

早速、4話から見るのが面倒になってきています。
コクーンに4,5,6話分溜まっています。

もう見るの止めようかな。
14chさんはもう見てないの?

見たり見なかったりですな。ここ2話くらいは見てないかも。

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