2005/12/ 3

疑惑

うちの部長は、広報室の室長も兼任しています。
広報室といえば、プレスリリース、社内報など、さまざまなメディアに掲載する文章の執筆を業務の一端とする、社内随一のライティングのプロフェッショナル集団です。

その「文章のプロ」集団の長たる部長が、うちの課長にこんなことを言っていたそうです。
「○○くん(=僕)は、本当に文章が上手いよね。」

部長…ありがとうございます。

文章が上手いといっても所詮知れたものであるということは、このブログを読んでくださっている方ならよくお分かりと思います。
社会人生活約10年、ひたすらWebデザインのみを生業としてきた僕は、実務でライティングを鍛えられたことなど皆無の、ずぶの素人です。てにをはも主語述語もテキトウで、ただノリのみで押し切る素人芸しか持ち合わせておりません。

もっとも、そんな素人芸の甲斐もあってか、最近では、「Webライター養成講座」なるものに、会社のお金で通わせていただいていたりします。単なるWebデザイン馬鹿から歌って踊れるWebデザイン馬鹿へと、着実な進化を遂げつつあるというわけです。

そんな発展途上ライターの僕にとって、ほかならぬ「文章のプロ」集団の長たる部長に文章をほめてもらえるということは、いうまでもなく大変嬉しいことです。


が、ここでひとつの疑問が頭をもたげます。
部長は「なぜ」僕以外の人間にあえてそんなことを言ったのだろう?

ここで、想像力を「超」たくましくしてみます。
部長は課長に、続けてこう言いたかったのではないか。
「だからさ、○○くんを広報にくれない?」

考えすぎ、だと思います。たぶん。
だって、僕ときたら、Webデザイン以外ほんとに何もできませんよ?僕を知る人の10人に9人は、僕をWebデザイン馬鹿だと思ってますよ?そんな僕をコンバート?あり得ないですよねー。

「いや、それはあり得るね。」
この疑惑を会社の同僚に打ち明けてみたところ、彼はそう言いました。
「だって、それで部長のいままでの発言、全部つじつま合うでしょ。」
そうなんですか?客観的に見てもそうなんですか?

もしそうなら…えーと、えーと。

部長。「嫌」でございます。(きっぱり)

(この疑惑が僕の思い過ごしであったらご容赦ください。>部長)

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コメント

もう次の異動先内定ですか。
おめでとうございます。

それから、デザイン馬鹿の部分、
デザイン、構成、スクリプト、Flash等々、マルチに出来ると言うことを、うらやましいと思っているのは僕だけじゃないと思うよ。

その後、部長からmixiにメッセージが来ました。
引き抜き話は思い過ごしだったようです。ほっ。

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