僕は人からどう見えるか
人と話していると、その人が自分のことをどういうふうに見ているか、会話の中でわかるときがあります。
そんなあれこれを集めてみました。
A型っぽい
これは誰にともなく、たまに言われることです。
僕、実際はB型です。
B型というと、マイペース、わがまま、というイメージがあるのに対し、A型は人に気を使う、几帳面というイメージがありますよね。A型に見えるってことは、B型でありながら人に配慮できる、大人な人間ってことかしら?ひょっとして、ほめられてるのかしら?
自己分析すると、人に配慮できるかどうかというより、ひとに悪意を向けられるのが怖いんですね。だから、人の気分を害さないように、慎重に振舞おうとするんです。(そのわりには人に嫌な思いをたくさんさせていそうでもありますが。)
でも、僕はいちおうWeb制作者という仕事をしているわけですが、そういうクリエイター系の仕事って、自分のわがままを人に認めさせてこそ一人前っていう気もします。そういう意味で、典型的なB型こそクリエイター向きなのではないかと。
そう考えると、「B型っぽくないB型」というのは、けっしていいことではないような気もします。
もっとわがままに振舞ってもいいのかなあ。
オフェンシブだと思った
これは先日、会社の同僚に言われた言葉。
その同僚を含めた数人でダーツをしにいって、そのあとサッカーゲーム(正式にはなんていうんでしょう?棒についた選手をぐりぐり動かしてサッカーするやつ)をやったんですが、僕がディフェンス(バックスとキーパー)を担当していて、たまたま好セーブを連発したとき、「あれ○○○さん(僕の名前)って、ディフェンシブなイメージないんだけどなあ。もっとオフェンシブだと思ったんだけどなあ。」といわれました。(正確には覚えてませんが、だいたいそんな意味のことを。)
オフェンシブ=攻撃的っていうのは、どういうことなんでしょう?
「積極的に攻めの姿勢を貫く」という意味だとすると、それがとくにビジネスマンとしての姿勢のことだとすると、非常にすばらしい褒め言葉のように受け取れます。
でもたぶんそういう意味ではなくて、「人に対して攻撃的に接する」ということだろうと想像します。さっきの「A型っぽい」と逆ですね。
実際、僕は感情が顔に出やすく、ムカッとくると攻撃的な言葉で相手を切りつけたりします。その同僚ともそういうことがあったかもしれません。
ってことで、やっぱりわがままに振舞うのはやめておきます。
いつも本読んでそう
会社の上司にいわれました。
これもいろんな意味にとれますね。
・勉強熱心
・インドア派
・社交下手
実際の僕はどうかというと、前にも書きましたが、ほとんどまったく本を読みません。上司の完全な誤解です。
(アウトドア派じゃないという点や社交上手じゃないという点は当たっているんですが。)
最近読んだ本というと、
・ワンピース
・鋼の錬金術師
くらいですかねえ。あと、ガンダム・ジ・オリジンを途中でやめてしまっていたんですが、最近面白くなってきているらしいので、またちゃんと読み始めようかと思っていたりもします。
…全部マンガじゃん。
コーダーではないでしょ
前述のとおり、僕はWeb制作者という職に就いているわけですが、ひとくちにWeb制作者といっても、ディレクター、インフォメーションアーキテクト、デザイナー、コーダーなどさまざまな職種がある中で、自分はどれに該当するだろう?という話を、ある同僚としました。
実際僕は、この4職種のすべてを守備範囲として仕事をしてきました。(要は制作者そのものが不足しており、全部自分でやらざるを得なかったわけですが。)
どれでもやれるということは長所といえば長所ですが、逆にどれをやっても中途半端ということでもあります。総合力では勝負できても、ひとつひとつの職種で業界の第一級と互角以上に渡り合える自信はありません。
で、「しいて言うならコーダーかなあ」と僕がいったところ、同僚が言ったのがこの言葉。「コーダーではないでしょ」。
コーダーというのは、HTMLのコーディングなんかを専門的にやる人を指します。プログラマー的な要素もあります。本来はそれなりに専門性の高い職種のはずですが、デザイナーなどに比べるとどうしても地味な印象があります。デザイナーの作ったデザインを忠実に再現できてなんぼ、というところがありますので。
個人的には、才能よりもノウハウが勝負の職種、という印象があります。
僕は、デザイナーとしての自分の才能に、はっきりいって自信がありません。美大を出たわけでも、美術系の専門学校に通ったわけでもなく、たまたま会社でデザインをやれるポジションにもぐりこみ、現場叩き上げでやっとデザイナーとして見てもらえるようになったような人間ですので。
なので、才能勝負じゃない職種=ノウハウの蓄積で勝負できる職種ならなんとかなるかも、という意味で「コーダーかなあ」と思ったんですね。
でもそれは、世のコーダーさんたちに失礼だったみたいです。そんな消去法的な発想で一人前になれるほど、コーダー道は甘くはないと。
ちなみにその同僚は、僕のことを「デザイナー」と思ってくれているみたいです。ある意味それは、コーダーとして認めてもらえる以上にありがたいことです。
…と、いろんな人がいろんなふうに僕のことを解釈してくれているんだなあというお話でした。ちゃんちゃん。
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